シングルマザーは独身ですので、恋愛することは大いに自由です。
ですが、独身とは言え子供がいる身ですから、お母さんとして子供を傷つけることがないように配慮していかなければなりません。
自分がシングルマザーであることを伝える
まず、交際相手には必ず自分がシングルマザーであることを伝えてから恋愛を進めるようにすることは基本中の基本です。
彼が離れていくことを恐れて、子供がいないと嘘をついていてもいずれ嘘は露見しますし、その際に傷つく人が増えるだけです。
子持ちが原因で去っていくような男性は、いずれ結婚しても破綻する可能性が高いため、最初から縁が無かったと諦めることが大切です。
子供に理解してもらうことが先決
また、子供と交際相手をいきなり会わせることも控えた方が良いと言えます。
仕事や育児が忙しく、男性と会う時間を作るのが難しいからと、子供と住む自宅へ男性を呼んだり泊らせたりすることは、子供の心に大きな負担を与えます。
子供も物心が付く年頃になると、母親を誰かに取られる不安や嫉妬、お母さんが女に変わることへの焦りや落胆と言った感情が芽生えてきます。
よって、気持ちの整理が付く間もないまま男性が自宅へ入り浸るような環境下では、子供の心は固く閉ざされていきます。
まずは子供との時間を優先し、「あなたが一番大事なのよ」と子供に理解してもらうことが先決であり、それには時間をかけてゆっくりと親子の話し合いをしていくことが重要だと言えるのではないでしょうか。
子どもがいることをマイナスに考えない
シングルマザーだからといって、恋愛から遠ざかる必要はありません。
しかし好きな人ができると、子どもがいることを重荷に思われないかと悩みを抱く人もいるでしょう。
独身同士でお付き合いをするなら時間を自由に使えますが、シングルマザーの場合そうもいきません。
子どもの生活ベースに合わせて生活しなくてはなりませんので、付き合う相手にも合わせてもらわなくてはなりません。
子どもがいるからといって相手に後ろめたさを感じたり、顔色をうかがったりしてはいけません。
恋愛はお互いに対等でなくてはなりません。
どちらかが上から目線になってしまう恋愛は、もし付き合ったとしても長続きはしません。
こちらが下手に出ていると相手も自分が付き合ってやっていると勘違いし、態度が横柄になってくることもあります。
子どもの存在をマイナスにとらえていると、相手とうまくいかなかったとき、その原因を子どものせいにしてしまうこともあります。
そうなると子どもに対して当り散らしたり、憎しみを抱いてしまうこともあるでしょう。
これは絶対に避けなくてはなりません。
好きな人ができたとき、子どもがいることを隠したくなる気持ちも分かりますが、相手と真摯に向き合ってお付き合いをしたいと思うなら、最初から子どもがいることを伝えておくべきです。
自分のことを本気で好きな相手なら、子どもがいることは決してマイナスには思わないはずです。