日本では、年々離婚率が増加しています。
結婚したら専業主婦になることが当たり前だった昔とちがい、今は女性も働くことが当たり前の時代。
離婚しても生きていけるようになったことも主な原因のひとつです。
しかし、子供がいるとなるとまた事情は違ってきます。
仕事と子育てを上手く両立していくには、どうすれば良いのでしょうか?
仕事は選ばなければある
不景気で求人が少ないという声をよく耳にしますが、より好みさえしなければ雇ってくれるところはあります。
シングルマザーの場合は子供の生活パターンに合わせて働けることが一番重要なので、そこに配慮してくれる職場であれば、他の条件には目をつぶったほうが良いでしょう。
子供と一緒に自立していく
女性が自分1人で家計を支えていくのは大変です。
運よく正社員の仕事が見つかれば良いのですが、パートの収入では生活するだけで精一杯で、かけもちをしなくてはやっていけないケースも少なくありません。
そんな中、家のことまで完璧にこなそうとするのは無理があるので、子供にも手伝ってもらいましょう。
料理や掃除、洗濯ができることは子供の将来にとってもきっとプラスになります。
なにもかも望む条件にマッチした仕事はありません。
子供を中心にして、今の自分にできることから始めてみましょう。
時間と費用のやりくりは大変ですが、資格をとると収入のアップにつながります。
就職活動で注意したいこと
シングルマザーの再就職で、最初につまずくのは就職活動でしょう。
残念ながらシングルマザーというのは、ただそれだけで面接官によってネガティブな印象を与えてしまうこともあります。
日頃そこまで自分の服装や細かいところまで目が行き届かなくても、就職活動は別。
シングルマザーに限ったことではありませんが、スーツをきちんと着て、清楚な髪型と化粧をし、丁寧に対応していくことはとても重要なことです。
これまで専業主婦だった場合ブランクもあるでしょうし、これまで一つの職場に長く勤めたことが無い人もいるでしょう。
しかしそこを曖昧にせずに、それぞれの時期にどんなことをしていたのか、それがこれからの仕事にどう役立つのかを伝えられるようにしましょう。
シングルマザーであることをプラスに捉える
シングルマザーは、普段子育てをするという大きな役割もあります。
子どもの帰る時間に合わせて早く仕事を切り上げなければならないことも多いでしょうし、急な残業も引き受けることは難しい状況です。
就職先に対しても子どもに対しても、いつも「申し訳ない」という気持ちがあることは誰も同じです。
ただそれをマイナスに捉えすぎるのはNG。
今は自分と子どもが成長する大切な時期で、きっと後になってあの頃頑張って良かったと思えるはずです。
プラス思考を心がけて笑顔でいることは、その後の人生を必ず明るくしてくれるでしょう。