円満な夫婦でも一度や二度、大ゲンカをして離婚を考えたことはあると思います。
夫婦は、一生添い遂げるものと思っていましたが、人生のターニングポイントで離婚を選択する夫婦が増えています。
古いデータですが、平成24年から平成27年のデータでは、毎年、約6万6千組の夫婦が離婚しています。
その中でも、婚姻期間20年以上の夫婦が、年間約1万5千組が占めています。
熟年離婚は、増加傾向にあるようです。
増えた理由には、女性が稼げるようになったことや、年金制度が変わったから、離婚しやすくなったとも言えるかも知れません。
今回は、人生のターニングポイントで、熟年離婚を選択した方の理由を挙げてみました。
熟年離婚を選択する理由とは
理由①:相手と家にいることが我慢できない
夫の定年退職がきっかけで離婚をする夫婦が多いようです。
今まで仕事でいなかった夫が一日中、家にいるだけではなく。朝、昼、晩と食事を作り続けていく毎日。
口うるさかったり、家でダラダラしているのを見て邪魔だと感じる。
そもそも、家に夫が一日中いること自体がストレスになり、我慢できなくて離婚を選択するようです。
理由②:浪費癖・借金があるから
ギャンブルや収入に見合わないものを買い続けるなど、相手のお金遣いが荒いことは、老後が心配になることです。
浪費癖や多額の借金があることは、老後に金銭的に苦労することにもなりかねませんので、離婚を考える人も多いようです。
理由③:子供が独立し、子育てがなくなったから
子供がいるから離婚を我慢する人は多いようです。
しかし、子供が独立した場合は、離婚を我慢する必要がなくなりますので、離婚を決断する人がいます。
特に、仮面夫婦の場合は、子供がいなくなった家庭の中で、一緒に生活するのは大きなストレスになりますから。
理由④:好きな人と老後を過ごしたい
子供が独立した老後は、愛情が冷めてしまったパートナーより、好きな相手と一緒に過ごしたいことから、離婚を考えるようです。
理由⑤:介護が苦痛だから
「介護離婚」と言う言葉もあるように、介護の苦痛さから逃れるために離婚を決意した方も多いと思います。
特に、相手の両親と性格が合わない場合。
後に介護を強要されたらと考えれば、早めに離婚した方が良いのではないかと離婚をすることもあります。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、熟年離婚を選択した方の理由を挙げてみました。
熟年離婚を考えている女性にお聞きしたところ、
- 一生、相手のことでストレスを抱えて生きていくのはイヤだ!
- 相手から解放されて自由に生きていきたい。
- 子供を育て上げたから、もう相手と一緒にいる必要がない。
- 相手と一緒のお墓には入りたくはない。
という強い想いと離婚理由をお聞きしました。熟年離婚を決意するのには、長年積もり積もった不満やストレスがあるようです。
もし、離婚問題で調査が必要でしたら、弊社でお役に立てることがあります。
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