【離婚原因】モラハラ夫には情けをかけるべからず

夫婦・家庭

モラハラ(モラルハラスメント)とは
精神的な暴力や言葉による暴言、態度などで相手に精神的な苦痛で追い詰める行為です。

少し前に世間を騒がせていたモラハラ夫ですが、結婚後に夫のモラハラが分かって離婚を考える妻が増加しているようです。

家庭内でも、モラハラがエスカレートし、配偶者の暴力や被害者保護などで警察沙汰なる状況も何度か目の当たりにしています。

そこで今回は、ご主人のモラハラで悩む奥様に向けて、モラハラ夫の特徴やその傾向と対策について調べてみました。

 

妻に異常な嫉妬心を見せたり依存するモラハラ夫

 

モラハラ夫の最大の特徴は、妻であるあなたの親族やご近所に対して人当たりが大変良いと言う点です。

世間体を人一倍気にしたり、周囲から良い人と見られたいと言った一方で、あなたには別人のように酷い言葉でののしったりすることがあると思います。

また、あなたに対して異常な嫉妬心を見せたり依存する傾向があります。

あなたには自分のことだけを見ていてほしいと思っているのです。

嫉妬するあまり、自分の知らないあなたの人間関係が気になって仕方がなくなり、やがて監視する度合いが極端に激しくなることもあります。

あなたの友人や職場の同僚の中には、気の合った男性だっていることもあると思います。

ですが、モラハラ夫にとっては、男性の友人と仲良くすることは、絶対に許されない行為です。

あなたを拘束したり、接触しないようにする努力もします。

また、人に厳しく自分に優しい特徴もあります。

あなたに暴言を吐く癖に自分が言われると人一倍傷つくと言った特徴も併せ持っているようです。

 

自分さえ我慢すれば…と考えるのはやめましょう

 

モラハラ夫に「いつかは治る」などの甘い考えは通用しません。

多くのモラハラ夫の妻は、真面目で責任感が強い人が多く、「自分さえ我慢すれば」と考えがちです。

ですからモラハラ夫の言いなりになってしまい、あなたの態度次第ではどんどん精神不安になり、言動や行動も度を超すようになっていきます。

こういった状態では、幸せな生活を送ることは皆無に等しく、ご主人と一緒にいる間は辛い毎日を送ることになります。

 

モラハラ夫とは、話し合って解決することは無理なことと言われています。

なぜならモラハラ自体が病気で、気持ちの問題ではないのです。

ですからモラハラ夫の完治は難しいことを十分理解した上で、あなたの未来をお考えでしたら、離婚を視野に入れた方が良いのかも知れません。

 

もし、離婚に向けた話し合いをする際は、くれぐれも第三者がいる場所で行うようにしてください。

あなたの両親や友達が近くにいる場合は、比較的冷静に話し合うことができると思います。

離婚をすると決めた以上は夫と2人きりになるのは避けましょう。

家族間で折り合いをつけることが難しい場合は、弁護士などを交えるとスムーズに話し合いが進む可能性が高くなるでしょう。

 

親のモラハラが関係していることも…

 

モラハラ夫は、妻や他人に対してモラハラをしていても、無自覚な場合があります。

父親が母親にモラハラをしているのを見て育ったり、自分自身が親からモラハラを受けて育つと、モラハラに対して誤った認識のまま成長している可能性が考えられます。

母親がモラハラを受けているのを見て育つと、夫は妻に対してそのように接するものだと頭にすりこまれてしまいます。

自分が夫になったとき、あなたに同じような行動をしてしまうのです。

自分が親からモラハラを受けていた場合も同様です。

親の常識はそのまま子どもに受け継がれてしまうので、夫も被害者の一人といえるかもしれません。

 

いざというときのために記録しておく

記録する女性

モラハラを夫から受けているときは、どのようなモラハラを受けたかこまめに記録しておくようにしましょう。

ノートに書いたり、音声を録音しておく、物を壊すことがあるならそれを画像に記録しておくなど、モラハラを受けた日付と併せて残しておくことが大切です。

モラハラを受けたときに自分の精神状態を書きとめておくと、離婚裁判になったときに気持ちを理解してもらいやすいでしょう。

 

モラハラは家庭内で起こるので、証明が難しいといわれています。

自分の身を守る意味でも、モラハラ被害を受けているときは、記録をとっておくようにしましょう。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回は、モラハラ夫についてまとめてみましたが、反対にモラハラ妻でお悩みの方もいらっしゃいます。

また、モラハラ夫や妻が嫌で逃げるようになり、家出や不倫の交際などにすすんでしまった事例もよくあります。

あなたもお悩みや問題解決に向けて、私たち探偵ができることがあります。

お気軽にご相談ください。

 

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