夫婦仲の悪い家庭で育った子供に多い症状とは

近年、子供のうつが増加している中、特に中学生のうつ病発症が目を引く多さだと言われています。
中学生のうつは、不登校であったり登校しても保健室へ直行するケースや、摂食障害や不安障害に強迫性障害など、さまざまな精神的障害が併発して発症することが多いです。
この原因の一つに家庭における「夫婦仲の悪さ」が挙げられています。
これは、10代前半の脳がまだ成長過程にあり、ストレスに対しても脆弱であるだけではなく悩みを想像以上に大きなものとして捉えることが大きく影響していると言われています。
ストレスを溜めこんでしまう子供の問題行動

家庭内別居や夫婦喧嘩の多い家庭で育った子供は、そのストレスを自分の中に溜めこんでしまう傾向にあるからだと考えられています。
このような環境下の子供は、自分が良い子でいなければとならないと思う反面、そのストレスはどんどん蓄積されます。
それが爆発すると自分の殻に閉じこもるなどのうつ病を発症したり、学校でクラスメイトを傷つけたり家庭内でも暴言や暴力などの問題行動が現れることも決して少なくはありません。
それほど、夫婦または家族間における仲の良し悪しは、子供の性格形成や将来の人間関係の構築においても重要なポイントになります。
これを見逃すことで生じるデメリットは子供の交友関係を途絶えさせるだけでなく、子供の未来をもつぶしてしまう恐れもあるのです。
子供が精神的に不安定になっていると感じた時は、大なり小なり何らかのサインが出ていることが多いものです。
親としてはまず改善すべき点を見直すなどのアクションを起こすことが大変重要です。
離婚は我慢すべき?

夫婦間のケンカが絶えなくても、子供のために離婚はしないほうがいいと考えている人は多いのではないでしょうか。
子供の前でケンカを続けながら夫婦生活を継続しようと思っているなら、それは間違いです。
性格の不一致や相手の生活習慣などが原因でケンカをしているなら、夫婦間の話し合いやお互いの努力で改善することもあります。
しかし、パートナーの不貞行為が原因の場合、相手に不信感を抱いているので話し合うどころか、まともに口を聞くことすらないでしょう。
形だけでも子供の前で仲の良い夫婦を演じることができるなら離婚しないという選択も考えられますが、どうしても我慢できない場合は離婚や別居を考えてみたほうが良いでしょう。
両親が不仲だと、子供は自分に原因があるのではと不安に感じてしまい、自分がいなければ離婚できるのではと考え、自分自身を責めるようになります。
また、愛情のない家庭で子供を育てると人を愛せなくなったり、結婚に意義を感じなくなってしまいます。
離婚すると経済面で子供に苦労をかけてしまうと考える人もいますが、いつも不機嫌そうな両親の顔を見て育つより、片親でも笑顔で過ごせる家庭のほうが子供は健全に育ちます。
子供を幸せに育てる環境を作ることを、何より一番に考えましょう。
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