夫婦にとってセックスレスは離婚の大きな原因になると言われています。
確かに、ある程度年を重ねたカップルであれば自然とセックスレスになるのも頷けます。
ですが、まだ新婚だったりどちらかが子供を強く望んでいる場合は、それが離婚の引き金になることも決して少なくはありません。
そこで今日は夫婦のセックスレスの原因についていくつかご紹介したいと思います。
セックスレスになる多くの要因
セックスレスになってしまった理由を聞くと、多くの夫婦が「2人が家族になってしまった」と答えるそうです。
毎日一緒に生活している中で、2人の人間関係が男と女と言うよりも血のつながった家族のような存在になってしまうと、相手に対してセクシャルな気持ちを持てなくなる人が多いと言います。
特に日本人は、欧米に比べてよりその傾向が強いようです。
また、結婚前に比べて妻の容姿が明らかに変貌していったり、結婚してから夫の亭主関白な面が露呈するなど。
外見的や内面的に落胆することがあると、パートナーに性欲を感じることができなくなってしまったと言う声も多く聞かれます。
さらに、ストレスや過労による精力減退や、若い男性の間に多いと言われる性交渉に対する意欲喪失(いわゆる草食系男子)も、若い夫婦のセックスレスの要因となっているのです。
どちらかの浮気や不倫などの裏切り行為によるセックスレスは、生理的な嫌悪感が根底に潜んでいますが、これらの理由でセックスレスを望むのは、圧倒的に男性よりも女性が多いと言われているのです。
セックスそのものが面倒に感じてしまう
結婚した当初はセックスに対して積極的な夫婦も多いですが、セックスすること自体が面倒に感じてしまう人も多いようです。
セックスそのものがしたくないわけではないけれど、相手のご機嫌をとったり、ムードづくりをしなくてはならないのが面倒に思うようです。
セックスはお互いに求めあう気持ちがないと成立しないため、夫か妻のどちらか一方だけが盛り上がっていても、セックスにまで至りません。
相手の気持ちを盛り上げるための気遣いや行動そのものが面倒に感じ、結果的にセックスレスになってしまうようです。
パートナーに対して性欲がわかない
長い期間夫婦をしていると、相手の見たくない部分まで目にしてしまうこともあり、だんだんとパートナーを異性として意識できなくなってしまうこともあります。
セックスはしたいと思っていてもパートナーとはしたくないと思っている人も多く、他の異性にはドキドキしたり、セックスしたいと思うことがあっても、パートナーに対してはその気持ちを抱くことができません。
しかし、セックス以外ではパートナーに対して感謝していたり、満足している人が多いため、離婚にまで至らないケースも多いようです。
誰でも同じ相手と長年一緒に暮らしていると、多少なり飽きてしまうことはあります。
しかし、それをカバーするためにお互いに愛情を示すことが大切です。
普段からハグやボディタッチなどのコミュニケーションをとるようにし、相手へ性欲がわくようなシチュエーションづくりをすることも必要です。