総務省によると、単身赴任者の数は10年前に比べて2割程度増加しており、それは企業などで働く50人に1人が単身赴任中だと言う計算になります。
今や夫婦共働きが当たり前の時代、「私は今の仕事を辞める気も無いし、子供を転校させたくないわ」と転居を拒む妻も増えています。
それが単身赴任者を増やす理由の一つでもある訳ですが、そうはいっても夫がもし赴任先で浮気を楽しんでいるのだとしたら…。
遠距離と離婚は紙一重?
単身赴任家族がいずれ離婚に至るケースは多く見られます。
お互いに別々の生活をすることで夫は仕事以外の自由な時間が生まれ、妻や子供は夫のいない生活に順応していきます。
それは一見お互いの生活が充実しているように見えていても、実は物理的距離が心の距離まで遠ざけてしまう恐れもあるのです。
今やインターネットの時代です、SNSを最大限に利用して夫婦の絆を深める努力が必要不可欠なのかもしれません。
突然の電話、突然の訪問
単身赴任中に心の距離を作らないためには、常に繋がりを持っておくことが大切です。一緒に住んでいなくても、近くにいるように感じさせることがポイント。
毎日朝起きた時や夜寝る時に連絡を取ることはもちろんですが、時々は突然電話をかけてみましょう。
特に用事が無くても「声が聞きたくなったの」で十分。そして「寒いから風邪を引かないようにね」「疲れていない?大丈夫?」と相手の体を気遣う言葉を必ずかけましょう。
足を運べる距離なら突然訪問するのも有りです。浮気防止にもなりますし、部屋の掃除や食事を作ってあげれば喜ぶはず。栄養たっぷりのメニューに好物を加えて、手料理の良さを思い出させてあげてください。
危機をチャンスに変えて
単身赴任中は夫婦の危機となる場合もありますが、お互いの有難みを感じる機会と捉えることもできます。それぞれの生活を謳歌するのではなく、相手の必要性を感じさせることで危機の到来を避けることが可能です。
会えた時には、嬉しい気持ち、喜びの感情、労いの言葉を必ず伝えましょう。そして離れて過ごしていた日々の些細なことを報告し合いましょう。
単身赴任が原因で夫婦間に溝ができることは悲しいことです。お互いが必要としお互いの気持ちを確かめ合うチャンスだと考えられれば、例え物理的な距離があろうとも良好な関係を続けていけるはずです。
時には監視も必要
単身赴任中の夫が不倫をするケースは決して少なくはありませんが、浮気が発覚したからといって必ずしも家庭崩壊や離婚に至るとは限りません。
大切なのは、パートナーの心をあなたが理解することで不倫の疑いを冷静に対処したり、浮気をさせないよう未然に防ぐこともできるのです。
それは、赴任先での夫の生活をある程度把握しておくことも必要であり、遠距離の場合は探偵に素行調査を依頼する手段があります。
例えば「千歳市 探偵事務所」「探偵事務所 苫小牧市」など、地域に密着した探偵事務所を事前に探しておくことも、トラブル回避に繋がる一つの方法ではないでしょうか。