親戚や知人・友人から借金を申し込まれることってあるかと思います。
相手の困ってる様子を見かねてつい貸してしまうけど、期日になっても返さないし、いまいち逼迫してる感じがしない。
こんなときは、借金をするときの言い訳は単なる口実で、本当は遊ぶ金欲しさだったという可能性が大です。
そして、高確率で貸したお金は返ってきません。
大切なお金をだまし取られないよう、見分け方を知っておきましょう。
やたらと饒舌
普通、借金をするときは大変な屈辱にまみれているものです。
借金の理由を打ち明けるときも、絞り出すような声で言いにくそうに話をするでしょう。
しかし、遊ぶ金欲しさに嘘の理由で借金を申し込む人はそうではありません。
とにかく相手からお金を引き出さねばとそればかり考えているので、時には涙も見せながら、ペラペラとよく口が動くのです。
生活が派手
人に借金を申し込んでおきながら、なぜか生活が派手な人がいます。
たまに会うと、見たことのないブランド品を持っていたり、コロコロ乗ってる車が変わったりするような人は、借りたお金をそのまま贅沢をするために使ってしまっている可能性大。
信用してはいけません。
そもそも、借金をするほど困っていれば、真っ先に贅沢品を処分してお金に換えているはずなのですから。
本当に困っていてもいなくても、借用書は作るべし
お金の貸し借りは、知人や友人であってもきちんとした形でやり取りをすることが大切です。
もしこれから貸すことがあるのなら、必ず借用書を作るようにしましょう。
借用書は決まった方式はありませんが、押さえるべきポイントがあります。
項目は元金の金額、利息(設定しなくてもOK)、返済日、返済方法、遅延損害金、不払いの際の取り決めです。
パソコンで作成しても手書き(ボールペンなど消えないものを使用)でも良いのですが、署名は手書きで、捺印も忘れずにしましょう。
借用書は後に証拠となるため決して無くさないようにしましょう。
借用書以外の対策
個人でのお金の貸し借りは現金でやり取りすることが多いと思いますが、記録を残すという意味では銀行振り込みをするのがベストです。
入出金記録が残れば、後のトラブルを避けることにもなります。
相手には必ず返済の催促を行いましょう。
証拠が残る方法としてお勧めなのが内容証明郵便で送付することです。
借用書が無く返済期限を定めていなくても、この内容証明で「何月何日に貸した〇〇万円を、▲日以内に返してください」と明記することで、その期限が過ぎた後に裁判を起こせるようになります。
お金を貸したことで人間関係が壊れてしまう話はよくあることです。
相手にお金の悩みがあり相談されても、出来る限りお金を渡さない方が良いでしょう。
まとめ
軽い気持ちで借金を申し込む人は、他人の財産の価値を分かっていません。
ちょっと演技すればまとまった金額のお金が手に入るのでなめてかかり、なんだかんだと理由をつけて返そうとしないばかりか、さらに借金を重ねようとするのですから悪質です。
大切な財産を食い物にされないよう、借金を申し込まれてもすぐに返答せず、よく探ってから判断しましょう。