セックスレスが原因で不倫に走る女性は多いと言います。
「たかがセックスをしていないだけで離婚!?」と言う男性は驚くなかれ、妻が浮気をした理由の約5割は夫とのセックスレスであることが分かっています。
なぜ、セックスレスが引き金となるのか
妻の出産後セックスレスとなり、いわゆる産後クライシスの状態に陥る夫婦が増えていることをご存じでしょうか。
「妻が自分をかまってくれない」と、この時期に浮気をする男性が増えるのと同様、妻側もこの頃から夫婦関係に不満を持ち始めることが多いと言われています。
妻の持つ不満の火種は、育児の忙しさも重なって一見分かりづらいため、夫から見た夫婦仲は決して悪くないように映る場合もあります。
しかし、子育てが一段落した頃にもなると、くすぶり続けていた火種にようやく火が入ることで妻の不倫が始まることも多いようです。
ある日突然「好きな男性ができたので離婚してください」と切り出されて、初めてその事実を知ったと言う男性も少なくはないようなのです。
そもそも、女性は、自分の存在価値を認めてもらいたい欲求の先にセックスがあると考える人も多いため、夫婦間がセックスレスの状態では、心も身体も満たされていないとストレスを強く感じると言います。
それほど、妻にとって、夫婦のセックスとは大事なコミュニケーションであり、女性としての価値を高める時間でもあるのです。
妻の気持ちに気付かないまま突然に離婚を切りだされる前に、セックスレスの解消を図る対策を練ることをおすすめします。
セックスレスにならないために
一度セックスレスになってしまうと、以前のようにセックスをするのは難しくなってきます。
子供が生まれたことがきっかけで妻が子供と一緒に寝るようになり、寝室が別になってしまった夫婦も多いことでしょう。
セックスレスにならないためには、夫婦二人の時間を持つように努力することが必要です。
必ず毎日会話をする、寝室は一緒にするなど、少しでも夫婦の時間を作ることが大事です。
一緒に暮らしていると妻が考えていることを分かっているような気持ちになりますが、実際に話をしてみると妻の本音は違うところにあることも少なくありません。
夫がセックスをしたいと思っていても、妻は気づいていないこともあります。
その逆もあることでしょう。
お互いに会話をしていないと、セックスしたい気持ちも妻に伝えづらくなります。
普段からコミュニケーションをとることで、セックスしていない不満を妻に気軽に伝えることもできます。
また、育児で忙しい妻だと夫からの誘いを断ることも少なくありません。
何度も断られると夫も傷つくということに気付いていない妻もいます。
そうした気持ちを妻に伝えることも大切です。
ただセックスしたいと伝えるだけでなく妻への愛情があるから誘っている、だから断られたら傷つくということをきちんと伝えましょう。