例えば、探偵に夫の浮気調査を依頼した。
調査の結果で、夫と交際相手の決定的な浮気現場を撮影したとなると不安はないと思います。
でも、もやっとした動きしかなかった場合。または、密会する動きがあったけれども、決定的なものが撮れなかったとなると・・。
収集した証拠が、不貞を立証できる証拠なのか?この証拠で戦えるのか?考えなければなりません。
今回は、探偵に調査を依頼して結果を頂いたけれども、証拠能力として心配なあなたに、これからできることについてお話します。
本当にその証拠で目的を達成できる強い証拠なのか?確認をする
あなたが調査を依頼された目的はそれぞれあるかと思いますが、多くは相手に慰謝料を請求するためであったり、離婚を有利な立場で成立させるためであったりすることだと思います。
調査を終了する前に、戦える証拠になっているのか確認しないで調査を終了するとなると、全く無意味な調査になりかねません。
ですから、調査を終了する前に、証拠の撮れ具合などを確認することが必須です。
調査を終了して報告書を見て落胆しないためにも、調査期間中に確認しましょう。
やっぱり気になるのは、証拠写真の写り具合の確認
【写真】ラブホテル出入口より駐車車両に向かう二人
「夫が交際相手とラブホテルを利用した!」
「これで具の根も出ない証拠を捕まえた。」
と安心してばかりはできません。
決定的な浮気の証拠写真は、証明できるような写真を撮れているのか?関連付けできるような調査の成果を得られたのかを、探偵に確認しましょう。
ちなみに、上記のような写真では、全く証拠写真としては残念な写真と言えますので確認しましょう。
調査料金を支払い済みなのに、調査の成果を教えてくれないのはやっぱり不自然?
なかには、中間報告では証拠写真を見せてくれなかったり、具体的な情報は教えてくれない探偵もあるようです。
しかし、調査料金を支払い済みなのに、報告書を提出するまで成果を教えられないとなると、実際にご依頼者様からの不満や不信感にもつながり、探偵側に何かの意図があるとか、隠しごとがあると勘繰られても仕方がないことです。
お互いに信頼を失い、トラブルを避けるためにも、中間報告では調査の進捗状況や具体的な結果は確認すべきと思いますし、定期的に私たちも報告、相談しながら進めています。
一般的な探偵事務所では、中間報告で証拠写真をお見せしますので、確認しましょう。
依頼されている弁護士に浮気調査の進捗状況をお伝えする
あなたが弁護士に依頼しているのなら、調査の進捗状況や成果を定期的にお伝えすると良いでしょう。
弁護士もあなたも問題解決に向けて見通しが立ちますので安心です。
それによっては、これからあなたがどのようにするべきか考えることもできます。
弁護士との打ち合わせ時には、証拠写真とかを確認していない状況では、弁護士もハッキリと言えない場合も考えられます。
可能であれば、依頼した探偵事務所に簡易資料やメモ、撮影した証拠写真などを、弁護士にお見せできるように用意してもらうと良いでしょう。
しかし、探偵側としても手間がかかりますので、簡易資料を作成してくれることは少ないかも知れません。
調査を依頼する前には、事情をお話しして簡易資料などの提出の可否を確認してみたらいかがでしょうか。
弁護士に不貞の証拠的に弱いと言われた場合には
もし、証拠的に足りない(弱い)とのアドバイスをいただいた場合には
- 探偵に追加調査を依頼するか?
- その証拠で問題解決へとすすめていくか?
この2つの選択をしなければなりません。
ご主人と交際相手との交際状況によっては、追加調査でより強い証拠が押さえることができるようであれば、追加調査を依頼することをおすすめしますが、予算的に厳しい状況や、これ以上調査をしても、強い証拠を押さえるのが可能性的に難しいのであれば、今の証拠で戦うしかありません。
もし、探偵側のミスで撮れるべき証拠が取れなかった場合は、やり直し調査をお願いするのも手です。
また、探偵事務所の問題(調査技術や調査費用、対応の不満など)の問題でしたら、別の探偵事務所に依頼することを視野に入れてみてはいかがでしょうか?
弊社の浮気の証拠不十分の対応とは
あなたが弁護士にお任せされているのであれば、調査期間中の打ち合わせの際に、調査写真を事前にお渡しすることもできます。
もし、弁護士のアドバイスで証拠不十分との判断であれば、その旨を私たちにお伝え下さい。
そのような場合は、追加の調査や調査の延長、またはやり直し調査にてお応えします。
また、成功報酬プランのお客様には、証拠を押さえるまで時間無制限の無料で調査にお応えしております。
ので、ぜひ調査期間中に、弁護士にご相談することをお勧めします。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は、探偵に浮気調査の証拠収集を依頼したら、調査を終了する前に確認しておいた方がよいポイントについてお話ししました。
今後、問題解決にむけて話を進めて行くにも、大事なことです。
何か気になることがありましたら、いつでもご相談下さい。