子供の幸せために離婚をガマンする?子供に与える影響とは

ピアノ ライフ・人生

世の中、「離婚したくてもできない」と嘆く女性は大変多いと言います。

しかし、離婚を我慢し続けることは果たしてどれほどのメリットが家庭にあるのでしょうか。

今回は、離婚を我慢することの必要性について考えてみました。

 

「子供のために」は、子供のためじゃない

離婚をできない理由について、多くの女性が「子供がいるから」と答えます。

 

ですが、これは離婚に踏み切れない気持ちを「子供のため」と置き換えているだけの言い訳とも取れる理由に聞こえるかも知れません

こうした理由を聞かされて育った子供は、自分のために母親が我慢をしながら生活をしているのだと罪悪感を持つようになります。

また、夫婦間で会話が無いなど劣悪な家庭環境の状態では、子供の情操面を養う意味でも何一つ良い影響はありません。

 

そもそも、「子供のために離婚をしない」と言うことは、決して結婚生活を我慢し続ける姿を子供に見せることでありません。

子供のためと言うのであれば、まずは夫婦関係をよくするために努めることが最優先なのではないでしょうか。

 

家庭とは、夫婦仲が円満であってこそ初めて成り立つものであり、夫婦がお互いを尊重する気持ちを持つことで、それは自然に子供へと受け継がれていきます。

もし仮に、もう二度と元には戻れないほど夫婦の関係が破綻している場合は、それこそ「子供のために離婚する」ことを選択する勇気が必要なのかも知れません。

 

子供に与える影響

子供の前で仮面夫婦を続けていても、感受性豊かな子供は両親の不仲を敏感に感じとります。

会話が業務連絡のようになっていたり、目を合わせない、子供の前でパートナーの悪口をいうなど、親からするとバレていないと思うようなことでも子供はちゃんと見ています。

 

では離婚しないまま夫婦生活を続けると、子供にどのような影響を与えてしまうのでしょう。

両親がいつもピリピリしている状態で生活していると、子供は常に周りの機嫌を伺うようになります。

両親が仲良くないのは自分のせいかもしれない、自分が良い子になれば両親も仲良くしてくれるかもしれないと考え、無理をしていい子を演じるようになります。

 

周囲に不仲な人がいれば大人でも大きなストレスを感じますが、小さな子供だとそのストレスの大きさは計りしれません。

子供の頃にこうした経験をしていると、成長したときに人間関係を築くのが苦手になったり、自分が親になったとき、子供の前で同じようなことをしてしまうことが考えられます。

こうした不幸の連鎖を避けるためにも、子供にとって何が一番良いのか考える必要があります。

離婚したほうが子供にとって幸せなこともありますが、どうしても離婚は避けたいと思うなら、子供の前で仲の良い夫婦を徹底して演じる必要があると思います。

 

 

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なかみか

結婚を機に探偵を辞めましたのでブランクがありますが、これから徐々に現場復帰をする予定です。

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