こんにちは、ねこです。
さて探偵さんと契約後、果たして不倫の証拠は取れたのでしょうか?
是非、前回のブログ(まさか私が不倫されるなんて…!)もあわせてお読み下さいね!
何も知らない夫
運命の出張の日。
子ども達にまで平気で出張行ってくる、などと嘘をつき出ていく夫。
私は悲しみと怒り、そして証拠が取れてほしいような、本当に出張であってほしいような複雑な思いを抱きながら見送りました。
出張は2泊の予定です。
夫、まさか妻に探偵をつけられてるなんて思いもしてないんだろうな、何も知らないで馬鹿だな…などと考えながらも、やはりこの時点では夫を信じたい気持ちがまだ残っていて、本当に辛くて辛くて仕方がありませんでした。
しかし何より子ども達に嘘をついて裏切り続けていたとしたら、それは一生許せる事ではありません。
ここは我慢してハッキリさせるしかない、と決意を固めました。
達成感と絶望と
数日後、代表からの連絡が。
「しっかり取れました。ご主人はやはりあの女性のマンションに泊まっていました。2人で出てくるところも車も確認しています。」
「写真もご覧になりますか?」
私は迷わず写真を見せてほしいとお願いし、送られてきた夫と相手の姿を自分の目で確認したのです。
…この時の私、まず頭に浮かんだのはやった!!という達成感にも似た喜びでした。
しかし、すぐに恐ろしいほどの絶望や悲しみや怒りが混ざったような感情が押し寄せてきて、連絡を終えた後その場で立てなくなってしまいました。
この瞬間、はっきりと断言できますが私の心は死んでしまいました。
不倫は心の殺人と言われていますが、まさにそうでした。
その証拠に、この日から私は夫の不倫の事に関しては全く涙が出なくなってしまったんです。
とても涙脆かったんですけどね…。
あまりのショックに、しばらくボーッとしていたような気がします。
しかしふとこの証拠は私の御守りだ、家族を守る為の御守りだ、という思いが湧き上がってきました。
私は何より子ども達を守らなきゃいけない!と強く思ったのです。
証拠は続々と
それから1ヶ月ほど、より強固な証拠にする為に出張と嘘を重ねる夫を調査していただきました。
泊まった事がわかる証拠が複数回あった方が間違いないという代表のアドバイスもあったからです。
週に2泊程度だったでしょうか、まあ泊まりから足取りからしっかり押さえられていくこと!
見事なプロの仕事ぶりに、私はだんだんと冷静になってきていたこともあり(もちろん辛いのですが)、代表から途中経過の報告をいただくたびに自分が強くなっていくような気持ちになっていました。
それにしても寒い中、暑い中、夜中もずっと張り込んだり昼夜を問わず調査するのは想像よりずっと大変な事です。
対象者の目、周囲の人々にも警戒されぬよう細心の注意を払い、神経をすり減らしながらも確実にものにしなければというプレッシャーも相当なはず。
そんな中バシバシと証拠をゲットしていく調査員さん、本当に素晴らしい仕事ぶりを見せていただきました!
不倫は本当だった…証拠を手に入れても、私は一体これからどうしたらいいの?
夫はどうするつもりなの?
子ども達の生活は?
考えても考えても何もわからない…
何もする気にならない…
証拠を取るための1ヶ月、不倫を知りながらいわゆる泳がせを続けた私は心から笑うこともできなくなっていた気がします。
体重はみるみる落ち、眠れない食べられない日々。
不倫は家族の信頼や愛情を裏切り、社会的な信頼も失い、無責任に大事な人達に一生消えない傷をつける、人として決してしてはいけない行為。
それを身をもって実感した、人生で一番辛い1ヶ月でした…。
次回、いよいよ調査報告書を受け取る時がやってきます。
報告書ってどんなもの?
初めて見る報告書の内容とは…?