どんなに愛し合った夫婦でも、一生お互いに恋い焦がれて生活することは難しいと言われています。
妻や子供のいる家庭が第一であったとしても、他の女性に心を奪われることも「人間」であれば自然の感情なのかもしれません。
しかし、ふとした出来心から不倫をしてしまうのは、また別の話です。
今回は、浮気調査をお考えの奥様にお話しします。
家庭や子供を守る女性の本能
法律上、配偶者のある者が配偶者以外の異性と性的関係をもつことは不貞行為とみなされるため、いずれ配偶者から離婚や慰謝料の請求をされても仕方がないことを充分に知っておく必要があります。
ちなみに、配偶者の浮気調査を探偵事務所に依頼する人の男女比を表すと、夫側が4割なのに対し妻側は6割だそうです。
これには、家庭や子供を守る女性の本能が大きく影響していると言われています。
なので、浮気相手と別れさせるための浮気調査や、離婚を前提に夫への慰謝料を請求するために証拠収集を依頼する場合があります。
また、探偵に依頼する人の年齢層としては、20代後半から40代が最も多いと言われています。
この結果からも、この年代の夫婦における「浮気問題」がいかに家庭にダメージを与えているかが分かります。
つい夫が出来心で始めた火遊びが、やがて取り返しのつかない深刻化を招き、あなたやお子様の人生まで影響を受けることの重大さになることも気付いていないのです。
浮気が分かったときほど冷静になることが必要
夫の浮気を疑ったとき、後先考えずに浮気の証拠探しを始める奥様も少なくありません。
スマホや手帳、鞄の中や車の中…。
信頼していた夫が浮気していると思うといても立ってもいられなくなるのは、当然のことです。
自分で浮気の証拠を探そうとする人もいれば、探偵事務所に調査を依頼する奥様もいます。
しかし、そんな時ほど冷静になることが大事です。
まず先に考えなくてはならないのが、もし本当にご主人が不倫していたらあなたはどうするのかという点です。
離婚するのかそれともこれまで通りの生活を続けるのか、ご自身である程度決めておく必要があります。
もし、離婚や慰謝料を請求するつもりなら確実な証拠が必要なので、弊社のような探偵事務所に依頼したほうが良いです。
あなたの目的をしっかりと伝えれば、目的に沿った調査をおこない確かな証拠を手に入れることができます。
ですが、ご主人や浮気相手が素直に浮気を認め、慰謝料などの請求に素直に応じてくれるなら、ご自身で証拠探しをしても良いと思います。
もし、かたくななまでに自分の非を認めない性格のご主人なら、中途半端な証拠では浮気を認めないことが十分ありますので、そんな場合は、探偵に依頼しておいた方が得策です。
夫が浮気しているかもと思うと感情的になってしまうのは当然ですが、今後のことを考えどのように行動するのが一番良いか、まずは冷静になって考えてみましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
実際に夫の浮気ですぐに離婚を決心するのは難しいことです。
夫に対して日頃から余程の不満がある場合は、別だと思いますが…。
調査を依頼されるお客様の中には、「子供の為にも離婚するつもりはありません!」とおっしゃる奥様も少なくありません。
ですが、離婚しないと決めている人でも、その後の夫婦生活を続けられるかどうか、もし離婚になった場合のことは考えておいた方がよさそうです。
ご主人に浮気の証拠をつきつけて不倫をやめさせることができたとしても、これまでどおりの生活は戻ってこないケースもあります。
一時的には許すことができても、ご主人に不信感を抱いてしまったことで、ことあるごとにケンカになるのは目に見えています。
また、数年後に浮気癖が再発して、結果的に離婚を選択する方も多いです。