離婚をしない夫婦が別居婚をするにあたって、確かめておきたい夫の性格

夫婦・家庭

夫婦別姓が問われる中、離婚を視野に入れない夫婦の「別居婚スタイル」が注目されているようです。

特に、働く女性が多くなった昨今では、夫の転勤が決まったからと言ってキャリアを捨ててまで付いて行くことに妻側が拒否感を覚えたり、専業主婦であっても子供の転校や親の介護の問題でその土地から離れられないと言ったケースも多くなっています。

ですが、こうした夫婦の別居問題は、どちらか片方に不満がある場合は別として、お互いが問題ないのであれば「別居婚」として確立させることは可能であると言われています。

むしろ、毎日一緒に生活をしている夫婦の方がその関係に問題を抱えている場合も多く、少なくとも別居だけが理由で夫婦仲が悪い方向に傾く訳では無いのかも知れません。

 

別居婚になる前に、パートナーの性格よく考えてみる

とは言え、別居を反対しなくとも一人が嫌いな寂しがりやの男性を夫に持った場合に関しては、別居婚に「マッタ!」をかけた方が良い場合もあります。

特に、夫の赴任先が北海道や九州など遠方であった場合は、寂しいことを理由に浮気をする確率が格段に上がる可能性もあります。

また、長年家族と離れて暮らすことで家庭に対して感情が希薄になることも多いため、不倫に対しての罪悪感が薄れてしまう傾向も考えられます。

こうした理由から、別居婚を検討する前の第一歩として、パートナーの性格について今一度よく考えてみることを強くおすすめ致します。

 

別居婚を成功させるには

別居婚というとお互い好きなことをして自由に生活するイメージが強いかもしれませんが、実際にはお互いの努力が不可欠です。

別居しているからこそ連絡をまめにとったり、定期的に会うことを約束するなどの努力を続けなくてはなりません。

 

  • 毎日必ず一度はメールや電話などで連絡をとる。
  • 週末や休みの日は必ずどちらかの家に泊まるようにする。
  • 自分の予定を優先するのではなく一緒に過ごす予定をたてお互いの予定を優先するようにするなど。

会えない時間を埋めるだけの努力が必要です。

また、別居婚だと子どもを作りにくいなどのデメリットもありますので、いつ頃子どもを産むかなどの相談をしておく必要もあります。

子どもを授かる時期をいつ頃にするか話し合い、それまで別居を解消し同居できるよう準備しておかねばなりません。

別居婚を続けて子育てを考えている場合、一方に子育ての負担が重くなる状況で子育てをしなくてはなりませんので、親にとっても子どもにとってもあまり良い環境とはいえないことを頭に入れておきましょう。

別居するのは子どもができるまでと最初に二人でルールを決めておけば、別居婚も解消しやすいのではないでしょうか。

別居婚を成功させるためには今後のライフプランを考え、いつまで別居婚を続けるのか結婚前にしっかり話し合うことが必要です。

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