【親の介護】30代以上の独身女性が直面するシングル介護とどう向き合っていくべきか

母と娘 ライフ・人生

今、30代以上の独身女性による親の介護が問題になっています。

未婚女性や夫との離婚や死別によって独り身となった女性による、シングル介護の悩みは増える一方だと言われています。

少子化プラス超高齢化社会へ、さらに突き進むであろう日本における親の介護問題に、今後私たちはどう向き合っていけば良いのでしょうか。

シングル介護のリスク

車イス

高齢化社会となった日本では、もはや4人に1人が65歳以上の老人です。

仕事や職場の人間関係にも慣れ、そろそろキャリアアップを図ろうかと言う矢先に、親の介護が始まる年代の女性たち。

自身が未婚や一人っ子であったり、他の兄弟と協力し合えない状況でのシングル介護では、精神的にも肉体的にも受けるダメージは大きいと言われています。

介護によって、今の仕事や生活スタイルを諦めなければならなかったり、貯金が尽きると親の年金に頼らざるを得ないと言った、不安定な生活を強いられる可能性もあるのです。

 

一人で抱え込まない!シングル介護をどう向き合うか

介護

独り身の場合、悩みを言える場所が少なく、親の介護プランや治療スケジュールも、誰にも相談せずに決めてしまうことが多いものです。

どれだけ仕事や介護で疲労していても愚痴や不満も言えない状況では、プレッシャーばかりがたまって精神的にも孤立してしまいます。

まずは、介護は一人で抱え込まないことが一番大切です。

公的な施設などをできるだけ利用して、周囲の意見や助けを求めながら介護をしていきましょう。

また、そういった準備は早いに越したことはありません。

親の介護はいつかは来るものとして、公的以外にも民間の介護保険の検討や施設の下見などしておくと、いざとなった時にスピーディーに利用することができます。

 

シングル介護、仕事が続けられなくなる?

在宅ワーク

独りで介護をするというのは、想像以上に厳しいものです。

例えば在宅介護サービスを利用するとしても毎日長時間利用できるわけではありません。

デイサービスも夕方には帰ってくるため、フルタイムで仕事をするのは段々難しくなってきます。

介護のため仕事を辞める「介護離職」は年々増えており近年問題となっています。

でもだからといって頼れる人はいない。

パートやアルバイトをしながら介護する、それも難しい場合は在宅ワークを選択する人も少なくありません。

 

介護をしなくてもいい、という考え方

介護施設

そもそも子どもが親の介護をしなければならない、という決まりはありません。

例え親が子に介護をしてほしいと願っていても、まずはその概念を持つのをやめましょう。

介護を施設にお願いする、支援センターやヘルパー、ショートスティや民間団体に力を借りることは、「親を捨てる」ことではありません。

シングル介護をしている人の特徴は「自分が何とかしなければ」と思いがちですが、仕事を捨てて、時間を捨てることは、自身の結婚を遠ざけ、未来の可能性の一部を閉ざすことになります。

後々悔やんで頭を抱えるよりも、今の悩みと介護の現状をたくさんの人に知ってもらいましょう。

介護のプロや専門家と一緒になって親の面倒を見る、介護のマネジメントをすることが、子どもの役割なのではないでしょうか。

 

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結婚を機に探偵を辞めましたのでブランクがありますが、これから徐々に現場復帰をする予定です。

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